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周りが変わる、自分が変わ 態度斉合性理論

態度斉合性理論 ハイダーのバランス理論 (POX理論)

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周りが変わる、自分が変わる

態度斉合性理論

態度斉合性理論

 社会心理学では、人の考えや態度がどのように変わるのか、何によって変わるのかということに関心が向いています。

 研究の一つにハイダーのバランス理論"(POX理論)というものがあります。
バランス理論の基本的な考えは 

・人間はバランス状態を好む傾向がある

・もしインバランス(バランスが取れていない)ならば、インバンランスを解消しようとバランス追求の力が生じるというものです。

例えば、自分は野球が好きで彼女も野球が好きだと、バランスが取れている
自分は野球が好きで彼女は野球が嫌いだと、インバランスになっています。

インバランスの状態はバランスを取ろうとしますので、自分と彼女のどちらかの考えを変えるなどの方法を取ろうとする、ということで、考えや態度が変わる時の研究ということになります。

バランスを取るときは以下の方法が考えられます。

・自分も野球が嫌いになる
・彼女を説得して野球好きにする
・彼女と別れ関係をなくす

どれを選ぶのかは、そのときの状況と変えやすい部分、コストパフォーマンスなどによります。

バランス理論はPOX理論とも言われます。

P = 自分
O = 相手
X = 対象
+ = 好き
ー = 嫌い
としたとき
P → X : +
O → X : +

プラス × プラス = プラス)なら PとOはバランスが取れている
(自分も相手も野球が好き だから 二人とも仲がいい)

P → X : ー
O → X : ー
(マイナス × マイナス = プラス)なら PとOはバランスが取れている
(自分も相手もあの先生が嫌い だから 悪口で意気投合)

P → X : +
O → X : ー
(プラス × マイナス = マイナス)なら PとOはインバランス → バランスを取ろうとする
(自分は和食が好き 相手は和食が嫌い だから 二人の仲が悪い そうなるのは嫌だから自分も和食を嫌いになるようにする)

このように表記できるのでPOX理論と呼ばれているのです。
最後に少しだけ。

Xにはいろいろなものが入ります。趣味、有名人、ものなどです。
しかし、奪い合うような状況になるような対象がXに入るとインバランスになることがあります。それは、例えば「共通の異性」や「対戦中の勝利」などです。

お互い良いと思っていても(プラス × プラス)、奪い合う形ですので結果お互いを嫌い合うということも起こります。
が、これは特殊な例と言えるでしょう。

蛇足でした。

執筆:菊池 学

 

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