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記憶方法にもコツがある!? マジカルナンバーと心理学

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記憶方法にもコツがある!?マジカルナンバーと心理学

記憶する方法

記憶する方法

 学生なら勉強のことで、社会人なら仕事の内容のことで、日々すぐに記憶しなければならないことも多いことでしょう。
しかし、毎回メモをとれる環境にいるわけではありません。またメモを取りながら相手の話を聞くのも大変なものです。

そして、メモを取れても過不足があり、内容の途中までしか覚えていなかったり、日にちや時間を勘違いしたりすることもあります。もう少しうまく記憶できないかなと思うことも多いと思います。

一般的に記憶はどのくらいできるのでしょう。
  世の中には記憶の達人もいますが、心理学では「ぱっと覚えておこうかな」という短い記憶は7つくらいが限度と考えられています。(日本語とか自転車の乗り方とか、昨日の出来事についてとか長い記憶は別です。)

この7つくらい記憶できることを、心理学ではマジカルナンバー7±2と言います。

 つまり5個から9個以下のものなら覚えていることができやすいということです。
例えば、携帯電話の番号は11なので多少覚えにくいものです。でも郵便番号は7なので覚えられる方も多いはずですし、誕生日だと4なのでさらに記憶に残しておけるということです。

 たった9個の数字しかダメなのかというとそうではありません。
このマジカルナンバー7±2の「5から9」というのはまとまった1つのものを「1」とカウントしたもの。 まとまっていれば「1」となるのです。
例をあげれば、「今日の飲み会に参加する人」なら7人くらいなら新規の参加者の名前を覚えていられるということです。

「田中(たなか)」、「佐藤(さとう)」など音の数にしたら「3」と「3」で「6」になりますが、名前というまとまりなら「1」と「1」になるわけです。
これを応用して記憶する方法が語呂合わせです。

  良い国作ろう鎌倉幕府は「1192」という「4」つの数字を「良い」、「国」の「2」もしくは「良い国」の「1」にして記憶に残りやすいようにしているわけです。

この「ひとつのまとまりを1」とする方法を拡大するとさらに多くの情報を記憶することができます。例えばイメージを使うなどです。

円周率の覚え方に語呂あわせが使われるようですが、これもイメージと関連があります。

代表的なものに
「産 医 師 異 国 に 向 こう 産 後 薬 な く 産 婦 み や し ろ に 虫 さん ざん 闇 に 鳴 く こ ろ に や 」
というものがあるそうです。
 
イメージとして産婦人科の先生が異国に行って、お産を手伝ったけど薬がなくて……といったものが出てきます。
先生が異国に行く姿を「1」とし、お産をした人に使う薬がない絵を「1」、虫が闇で鳴いている所「1」とすれば、35桁覚えたことになります。

マジカルナンバーからすれば、あと4つくらいのイメージは覚えられますからもっと円周率を覚えることができますね。

 うまく記憶するためには、記憶する単位を語呂合わせやイメージでまるめこんでしまうことが重要なようです。

執筆:菊地学

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