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デマゴギー、デマゴーグ

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コミュニケーションコラム集

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デマゴギー、デマゴーグ

1:デマゴーグとデマゴギー

デマゴーグとデマゴギー

デマゴーグとは古代ギリシャにおいて、ウソやウワサを流して民衆をあおり、結果的に国家を崩壊させた扇動政治家を意味します。 彼らが流す嘘や噂はデマゴギーと呼ばれ、「デマ」という言葉の語源となっています。

デマゴーグを身近な例で考えてみましょう。
ある会社で社運を賭けたプロジェクトが存在したとします。
ここでプロジェクトの企画を考える社員としてA君とB君が抜擢され、それぞれA案とB案を考えたとしましょう。

A君は外交的で、滑舌も良く、容姿も端麗です。そんなA君は社内でも目立つので、人を惹きつけてやみません。
B君は少し内向的で、どもりがちです。容姿もどこかパっとしません。そんなB君は社内でも目立つ存在ではありません。

・仮にプランAを採用した場合、会社がつぶれると仮定し、
・仮にプランBを採用した場合、多大な利益が上がると仮定します。

そんな2人がお互いのプランを出し合ったとします。
ここで会社の命運をかけるプランを採用する上で重要なことは何でしょうか?

あたりまえですが、それはプランそのものの是非です。
A君、B君がどもっていようが、滑舌が良かろうが関係がないのです。

コミュニケーション能力とは環境によってその定義が複雑に変化します。このケースにおけるコミュニケーション能力の高低は「いかに優れた案を出せるか」であり、「いかに明るく、滑舌よく話すか」ではないのです。
もしA君の派手さが人を引きつけ、プランAが採用されてしまった場合、A君はデマゴーグ以外の何者でもないでしょう。

2:情報を作り出す力

大事なことは本当に社会に求められる情報を自分の頭で作り出すことです。 また、それを適切に世の中に伝える能力を持つことです。 そして、話し方の派手さに惑わされず、本当に精度の高い情報を見極める目を持つことです。

物静かでおとなしくても構いません。
話す速度が遅く、コンプレックスに持っていても、あせる必要はありません。

本当にあせるべきは、「自分の頭で考える力」を高める訓練をしているのかという事です。
そして、考える力を身につけるには、沢山の問題と向き合い、それに対する文章を書き、そして実行したり検証したりすることが大事になります。

このホームページを読んでいる方のほとんどが私とあまり歳の変らない方ばかりでしょう。私自身も頑張ります。
10年後、20年後、お互いが考える力をしっかりと身につけ、それを真のコミュニケーション能力とする社会ができるように、ともに努力していきましょう。

*注意

今回は情報生成の重要性を書きましたが、滑舌や社交性、見た目を軽視したという意味ではありません。

 他者にしっかりと伝わる程度の滑舌、社交性、清潔感のある服装は「それなり」に大事ではあると言う事を最後に強調しておきます。

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