コミュニケーションは心から♪Part-3
1.自分らしさを持とう

*アイデンティティを獲得することは、 心を安定させる上でとても重要です。
アイデンティティ とは
自分らしさ、自分なりの価値観を意味します。
具体的な例を挙げてみましょう。
例えば
「私は一体何者なんだろう?」
「私は一体どんな人生を歩みたいのだろう?」
「私はどんな仕事がしたいのだろう?」
「私はどうして生きているのだろう?」
という問いが挙げられます。この問いに答えられる方は
アイデンティティを獲得している状態であると言えるでしょう。
これに対して、この問いに答えられない方は
アイデンティティが拡散(*次頁参照)している可能性があります。
先ほどの例で言えば、
「私は一体何者なのか解らない」
「私は一体どんな人生を歩みたいのか解らない」
「私はどんな仕事がしたいのか解らない」
「私はどうして生きているか解らない」
これはアイデンティティの拡散状態に当たります。
想像してみてください。自分なりの生きる価値観がしっかりしない状態では心の中が揺らぎ、グラグラしてしまいませんか?
2.アイデンティティは心の土台
これとは逆にアイデンティティが獲得された状態を考えてみましょう。
「私は○○な人間なんだ!」
「私はこんな人生を歩むんだ!」
「私は絶対にこの仕事に命をかけるんだ!」
「私は○○をするために生きている!」
という状態になれば、芯が定まり、とても心が安定するのです。
アイデンティティとは言い換えれば、社会の中での自分の立場だということでもあります。
社会の中での自分の立ち位置が明確になると、人間関係も築きやすくなります。
アイデンティティの獲得には時間がかかります。アイデンティティを獲得するためには、深く悩み、考え抜く必要があります。その作業はとても疲れるものです。
私の生徒さんも実にたくさんの方がアイデンティティの獲得に四苦八苦しています。
しかしこの作業をないがしろにしていると、一度しかない人生を、自分らしくて生きていくことが難しくなってしまいます。
自分らしく生きるために、自分らしさを発見しましょう♪
心の中の芯がの定まった、納得した人生を歩むために。
*アイデンティティ
自我同一性、自己同一性。
アメリカの心理学者・精神分析家エリクソンが提唱。
「私」を「私」たらしめ、一貫性、同一性を与えているものは何か、
ということへの意識、自己確信。
*アイデンティティの確立
思春期・青年期は「子どもから大人への過渡期」です。 体つきの発達、社会への適応。実に様々な面で今までの自分を変化させ、 社会に対応しなくてはなりません。
すなわち、「子どもとしての自分」をいったん壊し、「新しい自分」を作っていかねばならないのです。 そのため、自分のアイデンティティが実感できずに現実感を失い、不安や空虚感にとらわれます。
「自分は何者か」「自分のめざす道は何か」「自分の人生の目的は何か」 「自分の存在意義は何か」など、自分自身について問いかけが起こります。
この問いに対して肯定的にしっかりと答えられることをアイデンティティの確立と呼びます。アイデンティティの確立によって人は人生を確信を持って生きて行くことができるようになります。
*アイデンティティ拡散
逆の意味で使われるのが「アイデンティティ拡散」です。 自分が何者か解らず、生きている実感さえ感じられない心理状態を指します。

