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セルフハンディキャップ 自己防衛

人間関係を円滑に セルフハンディキャップと自己防衛

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自己防衛 セルフハンディキャップ 

セルフハンディキャップ

セルフハンディキャップ

学校のテストや検定、免許などの試験で「昨日ドラマ見ちゃって勉強してないんだ」とか、「今日が試験だって忘れてカラオケ行っちゃったよ」など、自分が試験に不利であることを伝える人がいます。  また、口に出さないまでも試験直前に努力を放棄して漫画を読んだり、いましなくてもいいようなこと(部屋の模様替えなど)をして、不利な状況を作り出す人もいます。

なぜ、このように自分が不利であることを伝えたり作り出したりするのでしょうか?

これはセルフハンディキャッピングと呼ばれるもので、他者から高い評価が得られないと予測される状況で、「がんばってもできないやつ」と言われないように、つまりプライドを守る為に使用されます。
  検定に合格できそうにないと予想されるときに「昨日テレビ見て寝ちゃった」と言うことで、周りの人は「ああ、テレビ見ちゃったんだ。じゃあ仕方ないよね」となり、自分の実力の無さが他人にバレないということです。

一般的に、人は肯定的な評価を得ようと考えます。
  もし、肯定的評価が得られず、プライドが傷つくような状況は、精神的に不安定になり、社会的な不適応を起こしやすくなります。

そこで私たちは、自分のプライドが傷つくと予期した際、セルフハンディキャッピングを使用し、傷つけられるという脅威を避けようとするのです。

では、プライドを傷つけられるような脅威にさらされた場合はどうでしょう。

ウィルスによれば、自分よりも悪い人と比較をして「あいつよりはまし」と安心感を得ようと「下方比較」を使用するそうです(反対に自分よりも優れた人と比較するものを「上方比較」といいます)。

下方比較の実証例としては、乳がんの患者が、他の患者と比較し、自分の状態を良いものと評価するなどがあります。

しかし、下方比較は肯定的な作用以外に、「自分もああなってしまうのではないか」という副作用をもたらすことがあります。
  そして、下方比較の反対である上方比較も、「あいつに比べて俺は駄目だ」という劣等感以外に、「自分も将来はああなれるかもしれない」という将来への希望という副作用をもたらす場合も有ります。

なににしても、私たちは「プライドを守るため」に必死に生きているということですね。

執筆:菊池 学

 

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