貧乏ゆすりの原因とは? 隠された心理と効果
しぐさから見破る相手の心理 ~貧乏ゆすり編~

皆さんは、話をしている最中に貧乏ゆすりをしたり、されたりしたことはありませんか?
貧乏ゆすりは単なる癖ではなく、相手の心理を読み解くヒントです。今回は貧乏ゆすりについてお話ししたいと思います。
貧乏ゆすりが示すもの
なぜ貧乏ゆすりをするのでしょう?それはその人がストレスにさらされていることを示しています。
私たちがストレスを感じた時、さまざまな方法でストレスを解消しようとします。例えば、カラオケに行って大声を出しながら歌ったり、バッティングセンターに行ってバットを思いっきり振ったりして、ストレスを解消させるとします。この場合はストレスを自覚し、上手に発散が出来ています。しかし、物に激しく当たったりした場合、ストレスを溜め込み過ぎたため、自制がきかなくなってしまっています。これは上手なストレス発散とはいえませんね。
心がパンクしそうになると、人はそのストレスを解消させようとします。そして、ストレスの直接的原因とは無関係の行動をとることによって、ストレスを和らげようとするのです。
ストレス緩和としての役割
人が貧乏ゆすりをする際は、だいたいが強いストレスにさらされている時なのです。つまり、貧乏ゆすりはストレスを緩和させるための行動なのです。
貧乏ゆすりだけでなく、机を指でトントン叩く行動や爪を噛んでしまう行動などは、『転位行動』と呼ばれています。これらも何らかの強いストレスにさらされており、ストレスを緩和させるための行動です。
貧乏ゆすりをすると、足元からの刺激が中枢神経に伝わり、イライラや緊張感を緩和させると医学的に考えられています。つまり、貧乏ゆすりはストレスを発散させているのです。なので、いくら行儀が悪いからといって、貧乏ゆすりを中断すると、余計にイライラが積もってしまうかもしれません。
貧乏ゆすりは基本的に男性によく見られます。これは、女性が男性よりも礼儀の面から足を意識しやすかったり、スカートを履くので足に注意がいきやすくなったり、男性よりも足に心理状態が表れにくい、などといった理由が挙げられます。
ちなみに貧乏ゆすりという名前は、お金持ちはゆったりしているイメージに対し、貧乏人は落ち着きがないというイメージが昔からあったからだそうです。
相手が貧乏ゆすりを始めたら、ストレスを感じているのかもしれません。相手のストレスとなる原因を一緒に考えてあげることも大事かもしれません。

