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”ここだけの話”、信頼感を演出し自尊心をくすぐる方法を紹介♪

負のスパイラルから抜け出そう!

”ここだけの話”、信頼感を演出し自尊心をくすぐる方法を紹介♪

 わりと親しい人が、やけに声をひそめ、他に人気がないことを確認した後、少しもったいぶってから、『ここだけの話なんだけど…』と言ってきたら、皆さんはどう思いますか?たいていの人なら、まるで秘密を共有したようで、信頼されているように感じ、嬉しくてワクワクするものです。

 また、話の内容を聞く前から、何か特別な話なのだと思い込んでしまいますよね?それにしても、なぜ『ここだけの話』と言われただけで、そこまで話の価値が上がるのでしょうか。今日は『ここだけの話』に隠された秘密についてみていきましょう。

 実は、この『ここだけの話』という言葉には、「あなたを信頼しているから話すんだ。」「あなただけに特別に話します。」「あなただけに特別に教えます。」といった意味合いが含まれているのです。そして何より、人はもともと“特別”や“限定”といった言葉に弱いのです。何故なら、特別扱いをされると自尊心をくすぐられ、いい気分になるからです。広告や通販などで、“期間限定”や“今だけの特別価格”などという見出しに、異様に食いついてしまうのも、実はそういった心理が働いているのです。

希少性の原理

 このように、限定されたものを得ると、評価が上がります。これを『希少性の原理』と呼んでいます。これは、ステファン・ウォーチェルという社会心理学者が行った実験によって証明されています。というのは、10枚のクッキーが入っているビンと2枚しかクッキーが入っていないビンがあります。どちらも同じクッキーなのに、2枚しか入っていないビンのクッキーの方がおいしい、と評価する人が多かったのです。

 広告や通販などで使用される希少性の原理は、消費者に対して非常に購買意欲を刺激しているのです。「あなただから話したんだよ。」と言われれば、相手にとって自分は特別な存在だと認められたように感じ、相手の評価が上がるものです。

 ただ、「私はあなたに重要な情報を提供したんだから、今度はあなたの番だよ。」といった風に、“貸し”的な意味合いを含んでいる場合もあります。
そして、『希少性の原理』の心理的効果を狙った、計算された会話をしている場合もあります。気をつけて対応していきましょう!

参考文献
浅野八郎・監修 『図解 言葉のウラを読む事典』 PHP 研究所
  美堀真利 『しぐさの心理学―しぐさやクセからわかる本当の性格』 成美堂出版

 

 

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