情報の整理こそ傾聴上手の要! 傾聴上手になろう!
傾聴コラム⑦~傾聴が重要視される時代~

前回は聴き上手であるポイントとして、話をまとめるということを説明してきました。話の趣旨となるポイントをしっかりと捉え、自分の中で整理していくこと。話を整理していけば、核心となる話題からそれていったとしても、また話題を戻すことができるとも述べました。
今回はこれまでの傾聴コラムをまとめていきましょう。
まず、傾聴というのは相手を受け入れる第一歩であり、話を聴くことなしにコミュニケーションは成立しないということでした。誰かと親しくなるためには、必ず相手の話を聴くことから始まります。話を聴くことで相手の存在価値を認め、受け入れられているという実感を与えやすい
ことがあげられます。
受け入れ→理解→反応
傾聴が上手い人の特徴から、話を聴くことの3つのポイントがありました。
1、相手の話を受け入れている
2、相手の話の内容が理解できている (感情をくみ取る)
3、相手の話の内容にそった適切な反応ができる(感情を返す)
まず、相手の話を受け入れることから始まり、それが話し手に安心感を与えます。
また、傾聴が上手い人は相槌が自然とできているということも述べました。
会話を弾ませ、調子を合わせるといった働きがあります。
さらに、相手の気持ちをくみとり、それに合った言葉で反応を示すことも重要です。
それは、言葉にとらわれず相手の感情に目を向けることで、相手も自分の感情を
再確認
することができるというものでした。
傾聴スキルが求められる
コミュニケーションにおいて重要な“話を聴く”という行為自体は、私たちにとって
無自覚であることが多いというのも特徴的です。仕事や学校で、プレゼンの練習や
発表の練習はするのに、話を聴く練習をする人はいないことから、話を聴くことは
あまり重要視されていません。それは、プレゼンや発表で失敗したら仕事や成績に
大きな影響を与えかねないし、恥をかきたくないというのもあるでしょう。
しかし、大きな失敗までには至らないにせよ、話を聴き逃して惜しい思いをしたという
のは、誰しも少なからずあるのではないでしょうか?
最後に、多様な価値観や思想が受容される世の中、人の話が聴けるというスキルが
非常に大事であると考えられます。自分の意見をスパッと言えることも大事ですが、
その前に人の話を聴いた上で吟味した意見の方が説得力があります。
また、相手の話を聴くことは、友好な人間関係を築くためにも役に立ちます。
普段のコミュニケーションの中でも、相手の話を傾聴することに少し目を向けてみては
いかがでしょう。

