執筆
~ グループカウンセリングコラム ~
ダイレクトコミュニケーションでは、今まで対人コミュニケーションの講座を
通じて人との関わりを考えてきました。
そうした試みのなかで、
参加者の皆さんからは「もっと深い関わりを持ちたい」
「個人的な話まで踏み込んで話をしたい」という要望が多く聞かれました。
・ もっと深い話しがしたい・・・
・ いつも表面的な話題になってしまう・・・
・ 誰かに悩みを聴いてもらいたい・・・
・ 自己開示をしたいと思っているが一歩踏み出せない・・・
・ 心の問題にきちんと向き合いたい・・・
皆さんはこんな気持ちを持った
ことはありませんか。
日常的生活では、日々の仕事や生活に終われ、
自分の気持ちに向き合う機会が無く、
また友人同士との会話でも表面的になってしまい、
どこか分かり合えないという感覚で会話が終わってしまうことがあります。
自分の心の問題を整理しないで会話をすると
こんな自分が本当に受け入れられるのだろうか・・・
本当の自分を出していなくて苦しい・・・
という気持ちになりどこか不安で疲れが溜まってしまうものです。
そんなときにはグループカウンセリングがおススメです。
グループカウンセリングの進め方
グループカウンセリングという言葉を始めて聴く方も多いのではないでしょうか?
カウンセリングは本来、カウンセラーとクライアントの1対1で行われますが、
クライアントが数人集まり、グループで行うカウンセリングがあります。
それをグループカウンセリングと言います。
グループカウンセリングでは、それぞれのメンバーが抱える心の問題を
「互いに共有する」ことでカウンセリングが行われます。
具体的には、専門の訓練を受けた臨床心理士がファシリテーターとなり、
6人程度で2週間ごとに集まり、それぞれ自分のタイミングで
自己開示や人間関係に対する自分の考え方過去の体験などを語っていきます。
メンバー同士はグループでの話し合いを通して、
親密な関係を築く、「なんでも言い合える仲間」になっていきます。
ありのままの自分を受容しよう
グループカウンセリングでは自分の悩みを語ったり、
仲間の体験を聞く体験を繰り返すことで
ありのままの自分を受容し、またありのままの他人を受容する
力をつけていくことができます。
私たち人間が生きる社会は、いくつものグループによって構成されています。
グループカウンセリングは、いわばその縮図と言えるのかもしれません。
「人間的なふれあい」が少しでも「楽しい」「幸せ」と感じられるよう、
グループカウンセリングでは、「互いの問題を共有すること」で、
誰もが「ありのままの自分」を表現し、そして「ありのままの他者」を
受け入れる体験をすることを目指しています。
仲間達と共に一緒に悩みを相談しましょう。


・どんな人におススメなのか?
対人関係において自信がなかったり、なんとなく違和感や疎外感を感じている方におすすめです。
グループカウンセリングでは、セラピストとの交流はもちろん、
メンバーさん同士にも親密な交流をして頂くことが多くなると思います。
そういった意味で、自分の持っている対人関係の問題を、少しずつみんなで見直し、共有していけるといいと思っています。
・どんな効果がありそうなのか
グループ内での交流が活発になると、互いの繋がりは日常生活では体験することが難しいような
深いものになっていくと思います。そこには楽しさや親密さだけでなく、怒りや寂しさなどのネガティブな
感情が生まれることもあるかもしれません。そうした感情も全部ひっくるめてグループで共有していくことで、
人に対して素直になれたり、他人を認められたり、人が好きになれたりすることが出来るようになれると思います。
・グループカウンセリングは学術的にしっかりとしているか?
グループカウンセリングは心理療法の一形態として、20世紀初頭から発展してきた療法です。
セラピストは臨床心理士の資格取得者が担当し、カウンセリングの理論を基盤に行われます。
そうした意味で、いわゆる自己啓発的なグループとは違います。
・自己開示を必ずしなければならないか?
自己開示という行為は、本当に難しいものです。無理に自己開示することは、かさぶたを剥がすことと一緒です。
グループカウンセリングに参加したからといって自己開示は無理にする必要はまったくありません。
自分の事を話したいな、と思ったタイミングで出来れば一番いいと思います。
・ 初めての参加で正直怖い・・・
そうですよね。初めての参加は緊張もするし、「変なことを言ってしまいはしないか」「人からどう思われるか」など、
心配は尽きないと思います。しかしこうした悩みは日常生活における対人関係と同じです。
そういう気持ちを持ちながら、「恐る恐る」参加してもらえるのが一番良いとおもいます。
・話すのが苦手だけどだいじょうぶ?
大丈夫です。ふしぎな事ですが、人間は本来より「他人と関わりを持ちたい」生き物のようです。
しかし、日常生活における対人関係のように、無理に関わりを持とうとすると齟齬が生まれます。
グループカウンセリングでは、日常生活で生まれる齟齬を意識しつつも、
話したくなったタイミングで話すことができます。そうすることで、本当の意味での、
「人と関わる」体験が出来ると思います。話すのが苦手、という気持ちをそのまま持ちながら参加していただけるとよいと思います。
・途中でやめたくなったらどうするか?
どうしても参加継続が難しい場合は、グループ担当のセラピストに相談して参加を中断することが可能です。
しかし、グローズドグループと言って、基本的には継続して参加していただくと良いと思います。
それはグループカウンセリングを効果的に利用していただくために必要なことです。
セラピストと相談しながら、一緒に考えていきましょう。
・グループカウンセリングは1ヶ月に2回程度開催しています
・3ヶ月 6回で1タームとなります 3月からはじまり残り4回となりました
・日程
1グループ
5/27
2グループ
8月頃を予定しています。
先着6名となりますのでご希望の方は
早めにお伝えください。
原則として日曜日の開催になりますが、
メンバーの希望日等を総合的に考えて
開催日を決定いたします
・時間
13時~15時30分
開始10分前にいらっしゃってください
カウンセリングルームきのと
横浜市神奈川区大口通96-1
大口駅から徒歩5分
妙蓮寺駅から徒歩12分

都心から少し離れた小高い丘の上にある、
とっても暖かい空間です。
~道順~
西口改札を出ると黄色の点字ブロックがあります。
こちらの点字ブロックに沿って右側に進んでいきます。
途中接骨院の辺りで左に曲がってください2分ほど進みます少し右に曲がり、
左手に急な坂が出てきます。こちらを登りきると左に曲がる角があります。
さらに1分ほど進みますと右側黒い建物があります。
一番手前のD号室がカウンセリングルームきのととなります。
(道に迷ったら・・・045-633-1897)へご連絡ください

大川ふみ 臨床心理士/精神保健福祉士
* グループカウンセリングは全部で4回となりますが
全て出席する必要はなく3回以上のご参加いただければ大丈夫です
但し効果を出すためにはなるべくご参加されることをおススメします(^^)
* 途中参加も可能です(3月からはじまったばかりで参加しやすいです)
* 料金は2時間半で1回4,000円
4回分16,000円をお振込み頂きます
* 忙しい社会人の方が対象なので、
全てご参加が難しい方もいらっしゃいます。
そのため、グループカウンセリング終了後、未受講分は
全てご返金しておりますのでご安心ください
例えば2回休んだ場合は8,000円をご返金させて頂きます
* 注意事項として、ご予約頂いた日にお休みされる場合は
前日前にお伝えください。当日無断欠席は出席扱いとなります。
・ 6名で満席となります
・ 満席の場合はキャンセル待ちとなります
<グループカウンセリングについて>
・ 現在、医療機関に通院されている方は原則お断りしています。あらかじめご了承ください。
・ 当相談室の面接は医事法による医療行為ではありません。従って、保険の適用や薬の処方はできません。
・ 医療機関や関連機関の紹介が必要であるとカウンセラーが判断した場合は、
他機関へのご紹介をさせて頂く場合がございますのでご了承ください。
・ カウンセリングを安全かつ適切に行うために、カウンセラーがスーパーバイズを受けることがあります。
・ カウンセリングの安全を脅かす行為があった場合、カウンセラーの判断により、相談を中止することがあります。
・ カウンセリング料金は利用時間(予約された部屋および担当カウンセラーの時間)に対してお支払いいただくもので、
内容や成果に対しての料金ではありません。
<相談者のプライバシー保護について>
・ 当相談室ではカウンセラーが守秘義務を遵守した上でカウンセリングを行っております。
但し、関連機関のクリニックや病院、他の相談機関との情報交換の必要があると相互に認めた場合、
自傷・他害のおそれなど緊急時のご家族・警察等への連絡が必要な場合は、この限りではありません。
・ 2005年4月1日より施行されました個人情報保護法に基づき、当相談室は法令・規則を遵守のうえ、
心理相談及びその連絡のためにのみ個人情報を収集し、ご本人の了承のもとにより利用させて頂きます。
何かご不明な点、不安な点がある場合は
こちらからお問い合わせ下さい
こちらからご応募ください。
フォームが使用できない場合は大変お手数ですが、下記のアドレスにお送りください。

現代社会では人と人が面と向かって
自己開示をする機会がとても減っていると感じます。
社会は流動的で、どんどん入れ替わっていきます。
そこには、ある意味で、
「楽な人間関係」
「深く関わらなく良い」
「逃げようと思えば逃げれてしまう」
そんな人間関係があります。
人間関係は確かにつらい面もあります。
深く関われば関わるほど、
相手の嫌な面も見えてきますし、
また自分を抑えることも必要になってきます。
しかしながら、
私達の心にはどこか「むなしさ」
のようなものがあるのではないでしょうか。
「人間関係が表面的になっている」
「心から語ったことがない」
「本当の自分を素直に表現できない」
これらの悩みを解決しようにも
どうすればいいのかわからない。
現実的にそんな場所はなかなか無いのが得られないのが
現代の社会の特徴だと思います。
私達は「わかりあいたい」と願う一方で
どうすればいいのかわからない、
どこにいけばいいのかわからない
どこにそんな場所があるのかわからない
そんな迷いを抱えていると思います。
グループカウンセリングはそんな悩みを
解決するために役立つと思います。
グループカウンセリングは
カウンセリングの父とも言える
カールロジャーズが提唱したワークです。
歴史が深く、世界中で行われているワークです。
人間関係が希薄化する日本の社会でグループカウンセリングは
ある意味で必須の文化になると考えています。
ファシリテーターは臨床心理士の大川で、
生徒さんのために何とかしたいと人一倍強く願う
私の最も信頼する同僚です。
多分皆さんの中でよく分からない点、
不安な点などあると思いますが、
グループ自体はとても和やかで、
暖かい空気に包まれたものです。
心と向き合うことは負担もあると思いますが
きっとこの体験は生涯を通して意味のあるものになると思います。
グループの文化が日本に根付き、
1人でも多くの方が自分自身を素直に表現して、
また他者と分かり合えることを願っています。
2012年 2/28 川島達史