第1回 孤独は命に関わる??孤独と死亡率の関係
発行日 : 2011年2月21日
皆さんは現在人間関係が充実した生活を送っていらっしゃるでしょうか。
私自身は仕事を通してたくさんの人と接することがありますが、プライベートは独り暮らしをしていることもあり、
ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。特に恋人がいないのでクリスマス近辺とかは一番きますね(笑)。
さてさて孤独を感じるのがふとした瞬間ならまだいいのですが、これが日常的になると実は健康上に色々な問題が起こることがわかっています。
少し古いデータになりますがBerkmanという学者は1979年に、人間関係が乏しい人と、人間関係が充実している人に健康上の違いがあるかどうかを調査しました。
その結果はとてもショッキングなもので、なんと人間関係が乏しい人は充実している人の2~4倍程度死亡率が高かったのです。例えば50代に死亡した男で考えると、最も充実していない人は最も充実している人よりも3倍近く死亡率が高かったのです。人間関係の充実度と死亡率を調査した研究はわりと盛んで他にも配偶者が早く死んでしまった人は、配偶者が生きている人よりも早く死んでしまうなどの研究もあったりします。
人間関係が希薄化すると孤独感が増大していきます。孤独感は抑うつにつながり、慢性的になるとうつ病になってしまいます。うつ病は体の免疫機能の低下をもたらしますので体が全体的に弱ってしまうのですね。
私たちは健康というと、食事にまずは気を使いますよね。メタボリックになってしまって糖尿病になったら大変だ!とか、からだのことだと分かりやすいのですぐに対処をするものです。しかし、人間関係については、意外とおろそかにしがちかもしれません。今日一日暇だなあと思ったときに、独りで遊ぶ選択をいつもしてしまう方は健康的な生活をするためにもちょっと注意が必要かもしれません。もちろん独りで遊ぶことも私もありますが、健康であるためにはやはり人間関係を充実させることも大事なんだということも覚えておいたほうがいいでしょう。次の休日は皆さん何をしてすごされますか?是非友達を誘って遊びに行ってくださいね!

