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行き過ぎた分業化が人間関係を壊す!?

アダムスミスと分業 分業のデメリット 職場・仕事

仕事・職場の人間関係
分業化と人間関係


会話上手になる、雑談がうまくなるコミュニケーション講座 現代の仕事環境は分業化、すなわち、仕事を分
けること
を大事にしています。会社の職場の環境を見れ
ば一目瞭然です。例えば会社の組織ですと、「部門」と
言う大きな単位でわけられ、内部は小さなプロジェクトに
分けられています。



 そしてそれぞれが専門性をもって、それぞれの仕事に
従事しています。直感的に考えれば、個々の机は切り
離されていますが、これも分業化の1つの例だと言えるで
しょう。



 アダム・スミスはこの分業化のデメリットとして相互間
の関連性が失われることを指摘しました。よくわかりませ
んよね。どういうことなのでしょうか? さきほどの分業化
をもっとコミュニケーション的に噛み砕いて説明すれば、
「君と僕とは違うんだ」と言うことを鮮明にしていくことで、
効率を上げていく方法なのです。



 現代の会社は、他者と違うことが生きるための条件
です。他の会社と同じでは利益にありつけません。
だから、現代に生きる私達はますます他の人と違うことを
目指さざるを得ません。



 しかしながら、そこにはジレンマがあります。会社で
分業化を促進しすぎると、人間関係の質が悪くなり、
情報の生成力が低くなってしまうことです。
*ダニエルキムは、成長の循環モデルで、良質な
思考は良質な人間関係に立脚すると主張しています。



 例えば人と一日一回も話すことなく、仕事が終わると
します。一日二日こういった状況が続くならまだしも、1年、
2年と続いたら、誰でもおかしくなってしまうでしょう。特にIT系などでは一日誰とも話さない職場などざらにあるよう
になってきています。



 分業化を行うことは会社として必要なことです。しかし、
人間関係の崩壊まで進めてしまうと、人間の尊厳を
破壊し、思考力を奪い、そして、会社としての生命力を
失う結果になってしまいます。




 人間はロボットではありません。人間との関り無くして
幸せな人生など歩めるわけがありません。いきすぎた
分業化で、社員の思考が止まっていたら、要注意です!
管理職の方は特に気をつけましょう。




*ダニエルキム 

ペガサス・コミュニケーション社、
MIT(マサチューセッツ工科大学)組織学習センターの
共同創始者