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みんなでやろう!集団トレーニング ~二人で絵を描くゲーム~

 コミュニケーションの手段は、何も言葉だけではありません。それを実感出来るのが、この『二人で絵を描くゲーム』です。

方法は簡単です。制限時間20分以内に、二人で一枚の絵を完成させる、というものです。しかし、ここからが本題です。このゲームでは、会話や文字、指示やジェスチャーなどの言語的、あるいは分かりやすいサインを使うことを禁じます。どんな絵を描いても構いませんが、事前に打ち合わせることも出来ません。

 このゲームでは、相手の意図や気持ちを察しながら共同作業することによって、様々なことに気づけます。

言葉を使わないコミュニケーション、これを“非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)”と言います。ノンバーバル・コミュニケーションには、たくさんの種類があります。例えばジェスチャーパントマイム手話ボディランゲージボディタッチもそうです。

しかし、今回のゲームではそれらが一切使えません。では何を使ってコミュニケーションをするのか。それは、アイコンタクトです。

 『目は口ほどにものをいう』という言葉があるように、アイコンタクトも大切なコミュニケーション手段の一つです。視線ひとつで相手の心理が分かってしまったり、あるいは他人の視線が怖かったりと、視線についての研究はたくさんあります。それほど、視線によるサインは重要なのです。

それでも、やはり言葉に表さないと分からないことがあります。ですから、絵を完成させた後、アイコンタクトでは伝わりきれなかったことを二人で存分に話し合ってみましょう。伝わらなかったもどかしさや、伝わった時の感動を味わえるはずです。

 このゲームでは、相互理解が深まるだけでなく、相手の気持ちを尊重し、配慮があるからこそ気持ち良く共同作業ができ、いい人間関係が形成できる、ということが分かります。

また、二人で一つの作品を仕上げると、完成したときの喜びも大きくなりますね。