HOME >スキルUP↑道場 >

人間関係,距離感

人間関係,人

スキルUP↑道場

スキルUP道場トップ >

みんなでやろう!集団トレーニング ~ノンバーバル・コミュニケーション~

人と上手に関わるための練習方法 ~ノンバーバル・コミュニケーション~

 今日はノンバーバル・コミュニケーションについてお話したいと思います。ノンバーバルコミュニケーションという言葉は、何度か書いていますので、知っている方も多いと思います。

 ノンバーバル・コミュニケーションとは、言葉以外のコミュニケーション手段のことです。たとえば、『私は今怒っている!』と言葉で言い、表情は笑っている場合、怒っているようには見えませんね。逆に『怒ってない!』と言いながら表情が恐いと、怒っているようにしか見えません。

実は、言葉によるコミュニケーションは三割程度にしか伝わっておらず、ほとんどがノンバーバルコミュニケーションの領域なのです。ノンバーバルコミュニケーションには、表情や視線、身体の動きの他に、空間というものがあります。

 この空間というのは、簡単に言ってしまえば自分と相手との距離感のことです。親しい人とは触れ合える距離にいても、何の抵抗もありませんが、知りもしない人がいきなり間近に接近してきたらびっくりしてしまいますよね?電車で席に座る際、密集している場所だとなんだか緊張しませんか?そこにはこの距離感が関わっているのです。

距離が上手にとれる人は、コミュニケーション上手な人です。しかし、距離と一言に言っても、なかなか『間』を上手に取るのは難しいものです。取れないからこそ、対人接触不安や恐怖症傾向が出てきてしまうのです。

 なので、事前に自分にとっての良い距離感を確認してみましょう。二人一組になり(見知らぬ人が良いです)、なるべく離れた距離を保ちながら互いに向かい合います。そこから、一人はその場に待機し、もう一人が少しずつ距離を縮めていきます。そして自分が限界だと思う所で足を止めます。そこが、あなたにとっての心地良い距離感なのです。これを二人とも経験して下さい。

 今度は、近距離からスタートし、距離を少しずつ離しながら、対話をしていって下さい。これを二人ともが心地良い距離になるまで続けて下さい。自分の『間』を知り、そこから相手に合わせて距離を調整できた時、きっとコミュニケーション上手になっているはずです。

参考文献  
福井康之 『対人スキルズ・トレーニング』 ナカニシヤ出版、2007
星野欣生 『人間関係づくりトレーニング』 金子書房、2003